Xiaomi(小米・シャオミー)が香港でMi 5の販売を開始しました。
インドに続くGoogle Plya ストア対応モデルですが、インドよりも入手が容易になると思われるので、中国・インド・香港の各モデルの違いを確認しました。
ラインナップ
中国やインドでは「Black」「White」「Gold」の3色展開ですが、現時点で香港では「白色(White)」のみの展開のようです。
中国、インド、香港の3モデルのスペックを一覧にしてみました。
中国・标准版(標準版) | インドモデル | 香港モデル | |
SoC | Snapdragon 820 Quad-core Kryo 1.8GHz | Snapdragon 820 Quad-core Kryo 1.8GHz | Snapdragon 820 Quad-core Kryo 1.8GHz |
GPU | Adreno 530 GPU 510MHz | Adreno 530 GPU | Adreno 530 GPU |
メモリ | 3GB LPDDR4 dual-channel RAM | 3GB LPDDR4 dual-channel RAM | 3GB LPDDR4 dual-channel RAM |
ストレージ | 32GB UFS2.0 Flash | 32GB UFS 2.0 Flash | 32GB UFS 2.0 Flash |
スペックとしては中国の標準版相当で、インドと香港では差はないようです。
モバイルネットワークの対応バンド(周波数)
モバイルネットワークの対応バンド(周波数)を整理してみました。
基本的にはインドで発売されたモデルと同じようです。一覧にまとめると、下記の通り。
中国モデル | インドモデル | 香港モデル | |
FDD-LTE | 频段 B1 / B3 / B7 | B1 / B3 / B5 / B7 | B1 / B3 / B5 / B7 |
TD-LTE | 频段 B38 / B39 / B40 / B41 | B38 / B39 / B40 / B41 | B38 / B39 / B40 / B41 |
TD-SCDMA | 频段 B34 / B39 | 1900 / 2000MHz | 1900 / 2000MHz |
WCDMA | 频段 B1 / B2 / B5 / B8 | 850 / 900 / 1900 / 2100MHz | 850 / 900 / 1900 / 2100MHz |
GSM | 频段 B2 / B3 / B5 / B8 | 850 / 900 / 1800 / 1900MHz | 850 / 900 / 1800 / 1900MHz |
CDMA1X/EV-DO | 频段 BC0 |
いずれもFOMAプラスエリアには対応していない感じです。
Google Playストア
あえてインドや香港のモデルを選択するメリットはGoogle Play ストアに最初から対応していることです。とはいうものの、ちょっとだけ気になるのが次の画像です。上が香港モデル、下がインドモデルのMIUI 7の紹介画像です。右端の端末のホーム画面に注目してください。
香港のMIUI 7紹介画面 |
インドのMIUI 7紹介画面 |
拡大してみます。
香港のMIUI 7紹介画面(拡大) |
インドのMIUI 7紹介画面(拡大) |
なぜか香港モデルの紹介画面ではGoogle Play ストアのアイコンが別のものに置き換わっています。もしや、Google Play ストアが使えないのか!?と心配しますが、同じページの注釈ではGoogle Plya ストアが利用できそうな記載があります。
赤の下線部分に「視訊電話功能目前可前往 Play 商店下載;現在、テレビ電話はPlay ストアでダウンロード可能」という、Google Play ストアが利用可能とにおわす記載があります。
いずれもホームページ上の記載をまとめたものですので、実際に手配される方は、入手先によく確認したほうがよさそうです。
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