セルフ・まとめ: 【まとめ】ANA WiFi Service(ANA国際線の機内WiFi体験記 2016年1月版)

2016年1月24日日曜日

【まとめ】ANA WiFi Service(ANA国際線の機内WiFi体験記 2016年1月版)


ANAの一部国際線でサービスが提供されている機内Wi-Fiを利用してみました。ネット上には各種レビューがありますが、日々状況が変わっていると思いますので、現在の状態をまとめます。

【結果】
ANA Wi-Fi Serviceは15分(もしくは10MB)まで無料で利用可能。
利用にはメールアドレスとパスワードの登録が必要。
通信速度は体感でもかなり遅いため、メールチェック程度の利用が限界。
利用する端末のWi-Fi接続時の動作設定に制限をかけておかないと、すぐに無料サービスの容量をいっぱい使ってしまうので、注意。

【内容】
まず、接続したい端末のWi-FiをONにします。以前は飛行中に電波の出す機器を利用することができなかったので、少しドキドキしながら進めます。

飛行中に接続できるのは当然ながら機内Wi-Fiのみです。今回搭乗したのはANAのボーイングB777です。この機種では『OnAir』の機材を使用しているため、アクセスポイントとして表示されます。選択すると、『接続した』との表示が。 

しかし、これでは進みません。機内の案内では『自動的にポータルサイトが表示されます』との記載がありましたが、私は繋がりませんでした。繋がらない場合はブラウザに手打ちで次のように入力して接続します。
http://portal.inflight.onair.aero

機内の案内は『portal.infligth.onair.aero』を入力しろとの案内のみ。私も最初は案内の通りにして繋がらなかったので、『http://』を補足して入力したところ、無事に接続できました。


当たり前といえばそうですが、慣れない人には不親切でバードルが高くなっていると感じました。
ポータルサイトに繋がると、プランの選択になります。ここは取りあえず無料の15分プランを選択しました。後でわかるのですが、この時点では無料プランの制限時間しかわからず、通信容量がいくらかわかりません。機内の案内にも目を通しましたが、見つけられませんでした。


利用にはメールアドレスとパスワードの登録が必要でした。また、パスワードを忘れた場合の質問と回答を設定します。
以上で設定は完了、無事に機内Wi-Fi経由でインターネットに接続できました。


LINEやG-mailを試しましたが、体感でも分かるほど通信速度は遅かったです。
本当は通信速度を測るサイトなどでもう少し検証したかったのですが、10分経たずに接続が切れました。無料サービスの容量制限についてはどこにも記載がないため「もしかして無料サービスは容量制限なしか!?」という淡い期待をしていたのですが、現実は甘くありませんでした。
改めてポータルサイトを確認すると、通信容量を使い果たしたとのこと。ここで私は無料サービスの制限容量が10MBだということを知りました。

LINEで機内の画像を送ろうとしたためだとは思いますが、本当にあっという間でした。機内とはいえ、Wi-Fi接続ということで、各種アプリがバックグラウンドで一斉に通信してしまったことも要因にありそうです。

現状では有料プランでも次の制限があります。
30分 15MB 4.95 USドル
60分 30MB 8.95 USドル
フルフライト 100MB 19.95USドル

そういったアプリの設定変更など、手間をかけて使うには速度も容量も不足していると感じます。誰でも使えるサービスと言うには時期尚早といったところでしょうか。ただ、今までは飛行機搭乗中にネットに繋がるなんて考えられなかったので、そういった点でこれからの進化が楽しみでもあります。


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