出典:android おサイフケータイアプリ
ただ、最近のスマートフォン(特にSIMフリーの海外端末)にはおサイフケータイに対応していないものも多く、おサイフケータイを維持するためにいろいろと制約のある使い方になっていました。
現状
FOMAスマホ(通話契約のみ) N05-D
出典:Docomo
2012年頃のドコモではまだFOMA契約(3G)のできるスマホが流通していました。
私は今でもN05-Dを利用していますが、FOMAの通話契約のみです。月額使用料は1000円分の無料通話が付いて1300円ほどです。
この端末は6.7mmと非常に薄く、たまの通話にしか使用しないので、バッテリーも3日以上は余裕で持ちます。これにおサイフケータイの機能を委ねています。
OSはAndroid 2.3.6→4.0.4とバージョンアップしています。ただ、今となってはさすがに古くて動作も緩慢、各種最新のサービスも使えません。
通話用にSIMフリーなスマホに更新したいのですが、そのためにはおサイフケータイをどうにかしなくてはなりません。
下調べ
① ドコモの新機種に更新する
最も簡単そうなのがおサイフケータイ付きのドコモの新機種に乗り換えることです。ただ、いろいろと問題もわかりました。
出典:Docomo
問題① 今より大きくなる2012年以降はバッテリーもちがスマホの売れ行きに大きく影響するようになったようで、薄くて軽いスマホがなくなりました。そのような中ではN05-Dのような薄くて軽い端末はなくなってしまいました。
問題② 料金が上がる
最近の端末はXi(4G,LTE)対応です。これではFOMA契約できません。Xi契約にすると無料通話がなくなる上、通話定額などはかなりの高額の追加請求となります。
3Gのみの設定にしてXi端末を使えばよいかと思っていましたが、ドコモ回線ではこのような使い方に制約をかけているようです。私の知人が実際に利用できませんでした。
このようなわけで、単に新機種に乗り換えることは答えになりませんでした。MVNOでの運用に制約が小さいとは言え、そもそも、SIMフリーでもないですしね。
② おサイフケータイ付きSIMフリースマホ
出典:Fujitsu
最近、SIMフリーでもおサイフケータイ付きのスマホが登場しました。但し、ドコモの端末扱いではないため、iDは使えないとのこと。例えば、「arrows M02/RM02」では次のような対応となっています。おサイフケータイ®に対応しているサービスは、モバイルSuica、モバイルWAON、楽天Edy、QUICPay モバイル、ローソンモバイルPonta、mobile members、東京ドーム TDモバイル2 です。またticket boardは、動作検証中です。(2015年12月15日現在)
iDが使えないのは私にとって致命的。
また、3G契約の通話のみの利用が可能かもわかりませんでした。
③ iPhone + おサイフケータイジャケット
出典:Panasonic
iPhoneでもおサイフケータイが使えるように「おサイフケータイジャケット」なるものが発売されました。iOSのアプリで設定する必要があるため、Androidユーザーでは使えませんが、iPhoneユーザーならドコモ以外でも利用できるとのこと。
私自身はiPhoneユーザーではありません。iPhoneにすると通話契約の見直しが必須で、現状よりもかなり高額な維持費になることが必須です。それでは選択の余地はありません
④ wena
出典:wena.jp
SONYの新しいスマートウォッチ『wena』です。正しくはスマートウォッチバンドであり、時計のバンド部分におサイフケータイの機能が付いています。既にSONYのスマートウォッチを愛用している私としては、発表と同時に予約しようか本当に迷った製品です。
まだ一般発売前の品ですが、iDに対応することを表明しております。一方で、おサイフケータイジャケット同様、iPhoneのみの対応となっており、androidへの対応は『おサイフリンクアプリがandroid に対応次第、可能性を検討します』とのこと。
wena自体、決して安価ではないのに加え、③でも説明した通り、iPhoneが必須では金銭面でメリットがありません。
どうするか
⑤ iPodTouch + おサイフケータイジャケット もしくは wena !?
出典:itunes.apple.com
いろいろ調べていると、おサイフケータイジャケットもwenaもiOSアプリである「おサイフリンク」によっておサイフ機能を実現していることがわかりました。そのアプリの「互換性」の欄を見ると、なんと『iPod Touchに対応』との説明が!
出典:itunes.apple.com
本当にiPod Touchとの組み合わせが可能なら、おサイフケータイ機能がスマホから切り離せます。そうなればスマホの選択肢はかなり広がります。機種を変えるたびにおサイフケータイ機能を移行する手続きも不要になります。
一方でiDはアプリが対応していても、ドコモの回線に縛られそうなので、注意が必要そうです。
実際にそのような使い方で問題ないか、更に詳しく調べることにします。
今回の下調べは以上です。
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